運転中にバッグの中身を探るのはやめましょう

 その交通事故は、私が仕事帰りの運転中に起きました。毎日通っている道だったので、油断していたのもあります。そして仕事で疲れていて注意力が散漫になっていたのでしょう。

 その日の夜10時頃、お腹が空いてコンビニに寄ろうとしたときでした。コンビニの前の細い一本道を走っている時、前を走っている乗用車に追突してしまったのです。細い道なのでゆっくり走っていました。前の車もゆっくり走っていました。しかし、コンビニの目の前になり、カバンの中から財布を取ろうとゴソゴソと探っていたとき、その前の車は右折のためスピードを緩めていたのです。前の車も自分と同じスピードで走り続けているだろうという思い込みをしていました。幸い、スピードが出ていなかったので、大きな事故にはならずに済みました。私は無傷、相手の方が軽いむち打ちでした。追突事故なので、私が10割負担となり、ケガと車の破損に対する対応をしていきました。

 初めての事故で、直後はどうしたらよいのか焦ってしまいました。まずは相手の車のところへ行き、お詫びとケガの確認をしました。無事なようでしたので、それは一安心でした。相手の方も良い方で、「では保険屋さんに電話しましょう」と言って下さりました。私は警察と保険会社へ連絡し、現場検証に立ち会いました。保険会社の方から、「お金のやり取りの約束は絶対にしないように」と言われ、すべてお任せする形を取りました。私は無傷でしたので特に治療はしませんでしたが、相手の方は半年ほど通院されていたようです。相手の方の通院費、車の修理費を保険金からお支払いする形で示談に決着し、特に弁護士等の相談までには発展しませんでした。保険会社の方が安心させてくださったので、対応には満足しています。

 初めての事故で何もかもが不安でした。特に、相手の方が怖い方だったらどうしよう、というのが一番でした。幸い、その点は何事もなく本当によかったです。今回の事故は私が100%悪いので、特に疑問に感じることや腹立たしいことはありませんでした。事故に会っても、保険会社の方が全て執り行ってくれることが安心ですが、事故現場に来てくれるわけではありません。当日は現場に母を呼び、一緒に立ち会ってもらったり相手の方に謝罪したりと、その場でわからないことは相談に乗ってもらいました。

 保険金が大きく上がってしまったことは痛手ですが、大きな事故にならなくて本当によかったです。あの時よそ見をしてしまったことを心から悔やんでいます。事故の前にタイムスリップができるなら、財布はコンビニに停車してから出すようにとアドバイスしたいと思います。事故の後にしか話ができないとしたら…保険屋さんに任せていれば大丈夫、元気を出して、と言ってあげたいですね。自分の経験をもとに友人たちにアドバイスするとしたら、保険屋さんと同じく、「お金のやり取りの約束は絶対にしないように!」そして、「自動車保険には絶対加入しよう!」と言います。